病院よ、祝福あれ

 そのうちに彼女は患家に働きに行き二週間ほどになります。そして今日の彼女の手紙を読んで私はまったく安心しました。彼女はいろいろと思い悩んだ末自分の私に対する愛の不純なことを覚り、かつ悔いました。そして恋のエゴイズムと煩悩《ぼんのう》とに気がつき、もっと聖なる愛にて私を愛する心になったとみえます。しか...

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小さな乾いた青い花

 小さな乾いた青い花の封じ込まれたお手紙は懐しく読みました。そのようなことをなさるのもあなたには似合わしく感ぜられます。荒々しい私の他の友だちには、そのようなことのふさわしきものはほとんどありません。じっさい私はあまりにワイルドな人々の間にのみ住み過ぎましたように思われます。私はあなたのやさしき性格...

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看護婦にたのんで

 と、私は近づきながらたずねました。すると塀《へい》に顔をつけて身ぶるいして泣くのです。その時私の付添婆が帰って来てその事情を話しました。お松は湯たんぽを落として足の指をひどく負傷しました。そして看護婦にたのんで繃帯してもらったのを主人のお嬢さんが無慈悲に叱りののしり、そして金を惜しんで診察も受けず...

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